南三陸の魚介を、全国に通用するブランドに育てたい[地域資源事業化支援員 中村 悦子 さん]

今やっていることは何ですか?

志津川地区の新しい魚市場近くに出来たおふくろの味研究会の缶詰工房で、南三陸の魚介を活かした
新商品の開発と製造、販売に取り組んでいます。

どんなものを作っていますか?

タコの醤油麹漬け、タコのアヒージョ、カキの醤油麹漬け、カキのアヒージョの4商品を作っています。
現在開発中なのがホヤの商品群でこれも醤油麹漬け、アヒージョの2商品を作る予定です。
町内の南三陸町観光協会のアンテナショップやさんさん商店街で販売しているのですがおかげさまで
売れ行きは大変好調なんです。

お客様を待たせてはならないと作っているお母さん達が最近はすごくやる気を増して頑張っています(笑)

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どんな人たちと働いていますか?

漁協婦人部と、ぬくもり工房という地元のお母さん達の団体から人を出してもらってやっています。
60代半ば70代の女性が中心の6〜7人のグループでやっています。
お母さん達は年齢を感じさせないほどにとにかくパワフル。
はじめはそのパワーになれるのが大変でしたが、今はとても楽しい!
その気になったらエネルギー全開でものごとに取り組んでいく勢いがあります。

中村さんのミッションは何ですか?

今は任意団体で、かつ助成金を使って推進しているこの事業を軌道に乗せて事業化することです。
そのためには、製造体制、受注体制、事業計画など、ありとあらゆることに取り組んでいかなければなりません。

普段はお母さん達とせっせと缶詰作りに取り組んでいます。
一見地味なようですが、この作業があるからこそお母さん達と気持ちが一つになるんです。

そして何とか捻出した時間で、いろんな人に教わりながら上記のような経営の基盤作りを少しずつですが進めています。

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なぜ南三陸の地域おこし協力隊、そして地域資源事業化支援員の案件に募集したのですか?

東京で証券会社とか、人材の会社とかIT、ファッションの会社と転職をしてきました。
3人分の仕事を一人でやらされるとか、パワハラみたいなこともあって、仕事はハードで本当に大変だった。
通勤も大変だったし。

そんな時、おととしの10月に初めて震災のボランティアで南三陸町にやってきました。

そこで出会ったお手伝い先の漁師のご夫妻がすっごいいい方で、びっくりしたんですよ。
なんと言っていいか分からないけど、人として曇りがないんですね。

その人としてのあり方とか、生き方にすっかり癒されてしまって、この町って本当にいいなと思ったんです。
それからというもの、月に1回はこっちに来るようになって、こっちの人に会いに来る度に癒されて帰って、
を繰り返しているうちに、通うくらいならこっちに住んだ方がいいんじゃないか?と思い始めてきました。

10月に初めてやってきて、12月にはこっちに来ようかなと思っていたくらいスピーディーでしたね。(笑)

そんな中で、いろんな人の出会いが重なってこのプロジェクトを紹介してもらい、協力隊に応募することになりました。

もともと、南三陸の貝類(カキ)、タコ、アナゴ、シャケなど、数えればきりがないですが本当に好きだったので
仕事としても自分が興味を持って取り組めるんじゃないかと思ったのがきっかけです。

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今後の目標は?

このプロジェクトを通じて、南三陸の魚介類を全国的にメジャーにしたい。ブランド化したいと思っています。
あと実は、もっと先の目標は、ずっとこの町を残したい。と思っています。何百年後も。

食べ物がおいしくて、人が優しくて、大好きなのでこの町がなくなるのは忍びないと思ってるんですよ。

そのためには、人口を増やさないと行けない。その取組の一つとして、
この団体を軌道に乗せて収益が出るようにしたら、会社化して女性の雇用の場にしたいと思っています。
女性が増えれば男性も増えてくるはずですよね?

その他何か伝えたいことは?

この町は都会育ちの私がすんなりと移住したくらいだからすごく良い町だと思います。
移住を考えている方が読んでいらっしゃったら是非一度来てみることをオススメします!

(聞き手:協力隊事務局 山内)

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